【台湾/家族旅行】台北行き最安値のLCC「スクート」と「タイライオンエア」は一長一短

タイライオンエアの注意点/機内持ち込み荷物の大きさと重さが厳しい!台湾LCC航空チケット比較 台湾

家族4人で台北に行ってきました。

今回の渡航で利用した航空会社は安いと評判のLCC「スクート」と「タイライオンエア」。

航空チケットサイトで比較して最安値を争う両者ですが、機体サイズの違いによる座席シート空間の広さや狭さ、手荷物持ち込みサイズの上限などなど。

実際に搭乗してみると色々と見えないところや想定との違いがあったので、そのあたりを振り返ってみようと思います。

今回は家族4人(子供達は小学5年生と1年生)が成田-台北間を3泊4日の旅程で利用してみた感想です。

タイライオンエアの注意点/機内持ち込み荷物の大きさと重さが厳しい!台湾LCC航空チケット比較

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台北行き格安航空会社はスクートとタイライオンエア

LCC比較【家族連れ海外旅行スクート搭乗レポ】機内サービスとシート間隔/モニター/子連れ旅

今回私が利用した空港は成田。

2024年1月時点で成田から台北行き直行便が就航しているのは10社。
日本航空・ピーチ・ジェットスタージャパン・チャイナエアライン・エバー航空・スターラックス航空・タイガーエア台湾・スクート・キャセイパシフィック航空・タイライオンエア。

そのうちLCCは、ピーチ・ジェットスター・タイガーエア台湾・タイスクート・ライオンエアの5社。

ピーチやジェットスターは国内路線も就航しているので馴染みの深いLCCかと思います。
私も上記2社は国内路線で何度か利用したことがあるのでなんとなくの雰囲気はわかるのですが、海外LCCは馴染みの薄い航空会社ばかり。

特に復路で利用した「タイライオンエア」については、2023年9月から成田-台北路線を就航したばかりなので全くの未知数。

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スクートは意外と悪くない

LCC比較【家族連れ海外旅行スクート搭乗レポ】機内サービスとシート間隔/モニター/子連れ旅

往路で利用したのは「スクート」。

台北行きのLCCチケットを検索すると大体最安値に登場してくるのがこちら。
正式な社名はスクート・タイガーエア・プライベート・リミテッド(Scoot Tigerair Pte Ltd)といい、同じLCCのタイガーエア台湾と混同しがちですが別の航空会社です。

ちなみに、スクートはシンガポール航空が出資するLCCで、方やタイガーエア台湾はチャイナエアラインが出資するLCC。

座席はそこそこ広め

スクートの機内持ち込み荷物サイズは?子連れ海外旅行/SサイズスーツケースでOK

今回登場した機体は、ボーイング787-9型。
ボーイング社の中型ジェット旅客機でした。

787-9の座席数は、スクートビズ(プレミアムエコノミー)35席、エコノミー340席の計375席。スクートビズはアップグレードでゆとりある広々シートへの変更が可能ですが、今回は通常のエコノミーでの利用となりました。

LCC比較【家族連れ海外旅行スクート搭乗レポ】機内サービスとシート間隔/モニター/子連れ旅

座席間隔はそこそこ広め。
LCCにしては大きめの機体を採用しているだけあり、ゆとりがあります。

機体も新しいので、きれいでした。

モニター無し、Wifiは有料で接続可能

ここはLCCといった感じで、座席モニターはありませんでした。
Wifiも有料で利用可能とのことでしたが、私たちは利用しませんでした。

サービスはいたって普通のLCC

LCC比較【家族連れ海外旅行スクート搭乗レポ】機内サービスとシート間隔/モニター/子連れ旅

よくあるLCCといった感じのスクートエア。
スタッフの対応もそれなりに過剰でなく、かといって不満に感じることも全くありませんでした。価格が安い割には普通のLCCという感じなので、どちらかというと良かったかな。

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タイライオンエアは狭かった…

タイライオンエアの注意点/機内持ち込み荷物の大きさと重さが厳しい!成田-台湾路線LCC航空チケット比較

復路で利用したのがタイライオンエア。

タイガーとかライオンとか、うぅんじつに紛らわしい。
タイライオンエアはインドネシアのライオンエアとの合弁で誕生したタイを拠点に就航するLCC。日本には成田-台北間を2023年9月から就航したばかりの全くノーマークなLCCでした。ただしチケット価格は一番安かった。

座席は劇狭!

タイライオンエアの注意点/狭い…ボロい…機内持ち込み荷物の大きさと重さが厳しい!台湾LCC航空チケット比較

成田-台北間を就航する機体は、全席エコノミークラス189席仕様のボーイング737-800型機。ボーイング737型は小型の機体で同社大型機体と比べても2回りほど小さく見えるコンパクトボディ。

ボーイング737-800型は国内路線のANAやJALなどでも採用されている比較的ポピュラーな小型ジェット機。上記2社では176席を配しているところ、タイライオンエアーでは189席が配置されるのですから、当然狭い。

スクートとくらべてもかなり窮屈に感じました。
身長170cmほどの私でも狭いと感じたのだから大柄な方だと辛いと思います。

結局は預け荷物で料金加算…

タイライオンエアの注意点/機内持ち込み荷物の大きさと重さが厳しい!台湾LCC航空チケット比較

利用前日に気がついたのですが、機内持ち込み荷物のサイズ制限が厳しいこと。
小型機体で就航する成田-台北間のタイライオンエアの場合、一般的に「機内持ち込み可能サイズ」として販売されている小型スーツケースは基本入らない大きさと考えたほうが良いです。

今回利用した2社の持ち込み可能サイズを比較するとこんな感じ。

スクート:54×38×23cm(10kgまで)
タイライオンエア:40×30×20cm(7kgまで)

我が家持ち込み予定のサイズは55×37×23(拡張時29)cm。
姉妹のスーツケースはどちらもトップバリューのPBモデル。
お姉ちゃんは「Smoove(スムーヴ)」、妹は「TABItect(タビテクト)」というシリーズのSサイズを購入しています。

タイライオンエアorスクートの機内持ち込み荷物サイズは?子連れ海外旅行/SサイズスーツケースでOK?

我が家の場合、私と妻は預け荷物。
子供達のスーツケースは手荷物として機内持ち込みする予定でした。
そのため持ち込み可能な推奨サイズの小型キャリーケースを購入していたのですが、ちょっと想定外でした…。

スクートは持ち込み可能サイズよりスペック上はちょっとだけ大きいですが、機内持ち込みは可能でした。ただしタイライオンエアのサイズには到底収まらないことが発覚し、前日にweb申請して預け荷物に変更することとなりました。

ちなみにタイライオンエアは当日にカウンターで預け荷物追加を行うと結構な金額が加算されるそうですので、今回のケースや荷物が増えた場合などは早めのweb申請をしておくことをお勧めします。

結局は預け荷物代が加算されスクートと変わらない金額に…。

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家族連れLCCの選び方

台湾ドラマを現地ダウンロードすれば未公開映画が観れる/時をかける愛

家族連れの旅行で気になる航空機内のサービス。

ある程度大きくなってしまえば気にしなくても良いのですが、我が家の次女は小学1年生。
4時間のフライトは少々飽きが出てしまうお年頃。

そんな小さな子供を連れてのフライトでもある程度装備や準備が仕掛かりしていれば大丈夫。

今回はそんな子供の飽き対策をまとめています。

モニター付きの機体があれば楽ちん

航空会社や就航路線によって機体内の仕様に違いがあると思いますが、今回利用した2社にモニター装備はありませんでした。

同じ台北便でも 日本航空やエバー航空、チャイナエアラインなどの一般的な航空会社を選べば座席にモニターが付いているので、エンタメに飽きることはないでしょう。

おまけにシートも広々使えて便利&楽ちん。
価格で快適なサービスを買うと思えば許せそう。

タブレットに動画をダウンロードしておく

シートモニターのないLCCの一部機体の場合、スマホやタブレットを持ち込めば暇をつぶせます。3時間半〜4時間のフライトの間、子供達は何もなしでは絶対無理なので、何かしら集中していられるアイテムがあると安心です。

有料Wifiがある機体ならネットワークを接続して視聴が可能ですが、事前にダウンロードして持ち込んだほうが何かと安心。ネットワーク接続に手こずるなんてこともあるかもしれませんし、なにせ無料ですから。

 

 

二人で見るならイヤホン・ヘッドホンは2つ必要

我が家の場合長女と次女にタブレット1台を渡しましたがイヤホンを1つしか持ってきてなかったため二人仲良く片耳ずつはめて映画を見ることになりました。

できればイヤホンを2つ用意してあげると良かったなと反省。
物理的に2口に分ける有線コネクタもしくはBluetoothで2台接続すれば二人ゆったりと使用可能です。また、子供達は長時間イヤホンを耳にはめていると痛くなってしまうこともあるのでヘッドホンタイプの方が快適かもしれません。

 

 

グミやアメを常備

離陸後、着陸前は気圧の変化で耳が痛くなりがち。
子供達はうまく耳抜きができなくてグズることもあるので、我が家ではグミやアメを与えて自然と耳抜きできるようにさせています。

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まとめ

今回の記事は半分我が家の次回の旅準備のために書いたようなものとなりました。

単身で飛行機に乗っていた時には、価格以外全く気にしていなかった航空会社選びでしたが、いざ子供ができて家族で行動するとなると色々と問題が発生してくるようになりました。

今回も価格重視で航空会社を選んだところやっぱりちょっとした問題が出てきたり。
次回は「快適さ」を重視した旅プランを計画してみようかと思っている次第です。

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