【釣り後の手荒れ問題】手の皮の水膨れ、荒れの原因はオキアミ!?

【付餌ケース】メイホー、オキアミ水切り 釣り

カゴ釣りをこよなく愛する私。

釣り後1週間ほどすると手の皮に豆のようなな水ぶくれができ、その後薄皮が1枚剥がれていくといった現象が毎回発生しています。

実はこれ、コマセや付餌でオキアミをよく使うのですが、このオキアミから出る消化酵素が私の指を溶かしているそうなんです!

塩水に長く浸かり手のひらがふやけたのだろうと勝手に思い込んでいたのですが、実はこれオキアミの消化酵素のせいであったとは…。

今回はエサ釣りで手荒れに困る私が調べたオキアミの取り扱い方法につてまとめてみました。

オキアミとは

【付餌ケース】メイホー、オキアミ水切り

海釣の餌といったら、そうオキアミですよね。

そもそもオキアミとは軟甲綱・真軟甲亜綱・ホンエビ上目・オキアミ目に属する甲殻類の総称。分類学上はカニやエビと同じ甲殻類で形もエビのように見えますが、じつは動物性のプランクトンの仲間だったりします。

私もカゴ釣りのコマセや付餌に必ずこのオキアミを使用しています。
アジ釣りがメインですが、このオキアミでマダイやクロダイ、イサキやメジナ、カワハギ、ベラなど数え切れないほどの魚種を釣り上げてきました。
それほど多くの魚達が大好物な万能エサというわけです。

ただ、このオキアミを使っていて困る点もいくつかあったりします。

まずは臭い。
餌釣りをする人なら必ずこの臭い問題には直面します。
釣の後、手の匂いを嗅ぐと臭いんですよね。
手のひらに限らず、コマセを入れたバッカンや餌ケースもあのオキアミ独特の臭いがこびりついてなかなか取れない。

そして、黒ずみ。
コマセをしばらく使っていると表層の方にあるオキアミが、なんだか黒ずんてきたことってありますよね。天気の良い日などは日光や気温の上昇により更に変化が顕著に現れたり。
これはオキアミ自体が持つ消化酵素による働き。
自分の体を溶かして分解してしまっている為なんだそうです。
もちろん黒ずんだオキアミは魚の食い気も下がるので付餌には使用できないので、できることならば避けておきたい現象です。
こうならない為にできるだけ「冷たい状態」で「直射日光を当てない」、「粉物(集魚剤)を混ぜる」などして対応しています。

最後は手荒れ。
これが一番私を悩ますタネ。
釣後数日経つと指先にマメができたようにふやけ、その後皮がめくれてくるのです。
乾燥すると指先はガッサガサに。ボロボロと皮は剥けるし、正直人様に見せるは気がひけるほど激しかったりします。

実はこの手荒れも、黒ずみも原因はオキアミが持つ消化酵素だったのです!

オキアミの消化酵素が指を溶かす!?

オキアミ_手荒れ_釣り人、釣り後

カゴ釣りをしているので、どうしても毎回付餌をつけるためにオキアミを素手で触るのです。

臭いがつくからといって、当初は薄手のグローブなどをつけることなども検討しましたが、それではどうにも餌が付けづらい。

そんなわけで、毎回素手でオキアミを掴んいるのですが…。

 

釣り後の手荒れ/原因はオキアミ!ケア_予防方法

釣後、しばらくすると手の皮が剥けるようになりました。

初めは「指先が熱っぽくて腫れぼったいなぁ」などと感じていたのですが、しばらくすると指先にマメのような感じで水ぶくれができたのです。さらに次々に皮がむけはじめ、指先は常にボロボロ状態。1週間ほどは皮が剥け続ける状態が続きました。

職場でも手を見せるのが恥ずかしいほど、ボソボソのボソです。
ハンドクリームを塗ってもそれほど改善はありませんでした。

手荒れ防止対策にはスキンガード

釣り後の手荒れケア_オキアミ?塩水?クリーム

オキアミは自身の持つ消化酵素(プロテアーゼ)でタンパク質を分解させます。
手荒れしないためには、できるだけオキアミに触れないようにして消化酵素から指先を守る必要があります。
要は消化酵素に触れなければいいのです。

私が検討して効果のあったものを以下に紹介していきたいと思います。

スキンガード

指先にオキアミの消化酵素が付着するから手が荒れるのです。
ならば指先をコーティングしてしまえばいいのです。

思い返すと、釣り前にウォータープルーフの日焼け止めなどを塗った際には手荒れがそれほど気にいならなかったという覚えがありました。
指先に膜をつくって消化酵素の浸透を防ぐことができれば手は荒れないということですね。

そこで私が見つけたのが、スキンガード。
釣りの前に指先に塗り込んで、消化酵素がしみ込まないように保護してしまいます。
保護目的のクリームが市販されており、これを使うと手荒れが嘘のように改善されました。



生イキくん

もう一つは、エサの変更。

生のオキアミを使わなければいいんです。
生オキアミは消化酵素が出るのですが、加工されているものは消化酵素が出づらくなっています。値段は割高になりますが、身に弾力があるのでエサ持ちが良く、遠投しても針から外れづらいという利点もあります。

さらに、ボイルされると消化酵素はなくなるので手荒れの心配はありません。

まとめ

塩水や針刺さりなどが理由で手が荒れるのかなぁとずっと思っていました。
しかし、まさか付餌であるオキアミ自体の消化酵素による手荒れとは…。

でも大丈夫、肝心なのは消化酵素を手につけないこと。
釣り前にしっかりとハンドクリームを塗って手をコーティングしてあげるのが一番簡単な気がします。

 

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