昨年自家採種したフェンネルの種「フェンネルシード」。
姿形がそっくりなクミンとはまた別の植物ですが、違いは風味。
クミンと比較するとフェンネルの方が甘くて爽やかな香りがするのが特徴です。
育苗ポットに播種したタネが発芽し育ってきたので、家庭菜園の畑の畝に移植しました。
ハーブということだけあり丈夫でよく育ちます。
発芽さえしてしまえば栽培はとても簡単。
今回は発芽と苗の育て方、注意点などについてまとめてみました。
播種(種まき)〜育苗〜移植の様子を振り返ります。
採種したフェンネルの種まき
フェンネルの種蒔きは3月5日。
前回は播種のようすを記事にまとめてあるので参考にぞうぞ。
フェンネルシードが発芽した!
3月24日。
播種後20日ほどして発芽を確認しました。
今年は寒暖差が激しく、播種後の数週間は結構冷え込む日が続きました。
そのため、発芽まで結構な日数を要していますが、もうしこし暖かくなってから播種したら早かったかもしれません。
播種後の管理は屋外。
発泡スチロールの箱の中で保温し発芽まで時々水やりをしながら観察していました。
4月24日。
発芽から気がついたら1ヶ月。
だいぶ大きくなりました。
移植までもうちょっと待ちます。
家庭菜園の畝に移植します!
5月8日。
10度くらいまで冷え込む日が少なくなってきました。
こ今年は実に気温差が激しい。
通常GWくらいには気温が落ち着き15度以上をキープするような天候が続くのですが、今年は例年とはちょっと違う感じですね。
さて早速、畑に植付け。
今回はトマトやナスを植える畝に混植します。
育苗ポットは1箇所につき3〜4本の苗が生えていました。
早速育苗ポットから苗を抜取るとご覧のように程よく根がまわっていました。
できるだけ根を傷つけないように優しく分割。
後からやってくる夏野菜の苗が入るスペースを確保しつつ、適度な間隔で移植していきます。
移植の際には土にしかりと密着することを心がけ、ぎゅっと土を鎮圧してあげます。
ポットの土と畑の土との隙間を作らないことで根が広げやすくなるみたいですよ。
まとめ
無事移植完了。
植付け後の管理は特にありません。
セリ科植物のフェンネルにはアゲハチョウが卵を産み付けにやってきます。
見つけ次第除去してあげると大きく育ちますが、個人的にはフェンネルの葉の消費は少ないので、数株植えたらもう十分な量。
そういうわけで、アゲハチョウの食害も黙認していたりします。
ある程度食べたら蝶になって羽ばたいていってしまうため、株が全滅するほどの脅威は感じていません。