新じゃがいもの収穫です。
6月に入り初夏の根菜収穫の季節がやってきました。
今回は新ジャガということで、その瑞々しさを存分に楽しむ為に新月に収穫を行いました。
インカの教えによると、月の満ち欠けが作物の状態にも影響を及ぼすということなので、一番水分・養分が根に集まる新月のこの時期が一番美味しいらしいとの話。
それでは頂きます!
月齢と樹液の流れについて
「地球上の物体は常に月に影響されている」
という話を聞いて以来、満月や新月など「月の満ち欠け」というものを気にして生活を送る様に心がけています。
古代の人々と比べるとだいぶ感覚が鈍ってしまっている現代人の私。
繊細に敏感にその違いを感じ取れるかというと少々疑問もありますが、現代の科学的観点から引力の違いなどの話を聞かされると、その理論には納得して受け入れることが容易だったりします。
海釣りをするようになってからですかね、「満潮だ干潮だ」「大潮だ小潮だ」など自然の中での引力の影響を目で見て強く実感するようになりました。海水というあれだけの物量を動かす力があるのだから、それは地上でも同じく大きな力が働いているのだろうと想像するのは容易かったのです。
植物の体内には樹液という水分や栄養分といったものが流れています。
彼らはこの樹液を循環させて成長を促しているのですが、この「樹液」というものも引力の影響を受けているという話です。「葉で光合成によって作られた栄養分を循環させ…」「根から吸収した養分を循環させ…」といった類の話はよく耳にしますが、では一体どういう仕組みで循環するのか?動物ならば心臓というポンプで血を送り出して循環するようなイメージはつきますが、はて植物では一体どうでしょう?自ら動くことができるわけでもないのに、どうしてそんな変動が生まれるのでしょうか。
こう考えると「引力による樹液の流れ」説はなんとなく受け入れやすい訳で、私はそれに従って計画をしたり行動するようにしています。
正直な話、つまりは信じて生活してみると、ほおそういう事かと納得することもあります。
今はそんな事をいろいろと確かめながら家庭菜園を楽しんでいる訳です。
過去に文献をあさり「月齢と生活」についてまとめてみた記事がありますので興味がある方はこちらもご参照ください。
根菜類は新月が瑞々しい
「新月は下部に水分がたまる時期」
とうことで、根菜類のじゃがいもはこの時期食用部分のじゃがいもに水分が溜まっているそうです。水分と申しましたが、その流れに乗って栄養分も蓄えられているので、この時期のじゃがいもにはエネルギーがたくさん蓄えられている状態。
そして、食べたら美味しいということです。
さっそく収穫です。
その代わり今食べられる分だけです。その理由は後ほど。
保存用なら満月がオススメ
今すぐ食べるなら新月がオススメといいましたが、保存するならば半月経った満月がオススメです。
保存するためにはできるだけ乾燥した状態が好ましい。
新月から満月に変わる間は、下部にあった水養分が上部に上がる時期。
この時期に収穫したじゃがいもは腐りづらく長期保存に向くと言われています。
まとめ
ちなみにこの時期に採れる根菜類にニンニクがありますが、こちらも同様にすぐ食べるなら新月に、保存するなら満月がオススメです。新ジャガと一緒に試し掘りしたニンニクの表皮を剥くと「うるっ」とした瑞々しいニンニクが顔を出しました。匂いも強烈…。