うぅ〜ん、かわいい。
眺めているだけで、ほっこりリラックスします。
家に居ることが多くなった昨今。
何かとストレスが溜まることも増えたので、部屋の中に緑を取り入れて癒しを求めてみることにしました。
購入したのは「ウンベラータ」という大きなハート型の葉がかわいい観葉植物。
手入れや世話が簡単で育てやすい事から初心者にも人気なのだそうです。
今回はウンベラータと一緒にホームセンターで購入した植木鉢に移植するところをご紹介します。
ウンベラータとはどんな植物?
大きなハート型の葉が魅力のウンベラータ(フィカス・ウンベラータ)は、熱帯アフリカ原産のクワ科の植物。園芸店などでよく見かける「ゴムの木」なんかと同じイチジク属の常緑樹です。ちなみに名前のウンベラータ(umbellata)はスペイン語のumbella 「日傘」から由来しているとのこと。
丈夫で育てやすいことから日本でも人気の観葉植物です。
ただし原産が熱帯アフリカということもあるので暑さには強いのですが、寒さには弱いため日本の冬は屋内での管理となります。ある程度耐陰性はあるものの日照時間が極端に少ないと葉が黄色くなり落葉してしまうので室内の置き場には注意が必要です。できるだけお日様の当たるあ高い場所に置いてあげたいですね。
日本の冬のように気温が低いところでは成長が止まるので、他の観葉植物同様に冬の水やりは少なめに。その代わり気温が上がる春〜夏は成長期にあたるので、鉢底から水が抜ける程にしっかりと潅水。また、厳冬期でも室内管理で温度を高く保てるようならば日常的に水やりは必要となります。
じつは私、過去にウンベラータを育てていたことがあったのですが、冬に屋外放置してしまい枯らせてしまった痛い経験があります。耐寒温度は5度前後。秋口に少し寒くなってきたなと思ったら暖かい室内に移動させてあげてください。適切な環境で育てていればそれほど難しい植物ではないので初心者でも簡単に育てることは可能ですが、しっかり愛情を持って育てることが肝心ですね。
ウンベラータは大きな葉っぱで健康状態を表現してくれるので、よく観察して面倒を見てあげれば良く育つ植物だと思います。
ホームセンターでウンベラータを購入
妻の誕生日ということもあり、以前から欲しがっていた「ウンベラータ」という観葉植物を探しにホームセンターにやってきました。
近隣でも一番大きな園芸コーナーを持つこのホームセンター。
観葉植物コーナーに足を踏み入れたところ、早速お目当の植物が見つかりました。
3号、5号、6号…、と鉢の大きさに合わせ成長具合の違うウンベラータがずらり。
結構人気のある植物のようです。我が家は一番小さな3号鉢のウンベラータを購入。
栽培方法が書かれたチラシが置いてあったのでこちらを一枚いただきました。
ふむふむ、実に詳しく書かれていて大変参考になります。
最近のホームセンターはこういう心意気があるのが嬉しい。
ついつい用もなく足を運んでしまうわけです。
今回購入したのはこちら。
- ウンベラータ(3号)
- 植木鉢(25cm×25cm×26cm/受皿付き)
- 赤玉土5L
- 鉢底石(軽石)5L
- ウッドチップバーグ
締めて5000円ほど。
まずは準備!鉢と土と肥料選び
さて、木の選定も決まったので次は鉢です。
売り場にはサイズもデザインも様々な植木鉢がたくさん並んでいます。
はて、どれにしよう。
鉢の大きさは?
今回ウンベラータは室内で育てようと思っているので、部屋の雰囲気に合わせやすいシンプルな白い鉢を選ぶことにしました。
サイズは25cm×25cm、深さ26cm、安定性のよ良いスクエア型のもの。
ちなみに皿もセットで付いてきました。
ぴったりサイズの鉢を選んでしまうとこれ以上は大きくならないので購入する木が成長して根が深く張れるように、少しばかり大きめの鉢を選定。
自然の植物は頭が良いもので、自分の身が倒れてしまうような成長はしません。
つまり鉢の大きさに合った大きさまでしか成長しないんです。根が張れなければ踏ん張れませんので大きくならない。一方自然に自生している木は自由に根を張れるのでいくらでも大きくなるもの。ただし強風が吹いたり、重たい果実が沢山生るなどの理由で倒木の可能性がある場合は環境に合わせた姿形に成長するのです。無理をしない身の丈にあった生活しかしない、何ともスマート!
ただし、品種改良や盆栽など「人が手を加えた植物」の一部はこの限りではなく、収穫量を増やすために品種改良した稲などは穂の重みで自立できずに倒れてしまいますし、人が枝を剪定したり矯正するような盆栽や庭木は支えなしでは倒れてしまうこともあります。
どのように成長させたいのか、ちょっと先のことを考えて鉢のサイズを選ぶと良いかもしれませんね。
土は?
つづいて培養土です。
今回は赤玉土をつかいました。
アフリカ原産ですから、なんとなく赤玉っぽいカラッとした土が良さげかと思いまして。
植木鉢の重さが気になる方は、ピートモスやバーミキュライトが配合された観葉植物の土が販売されているのでこちらを購入すると軽くて良いかもしれませんね。
肥料は?
実を付けるわけではないのでそれほど肥料はいらないと思うのですが、環境が整うように「くん炭」を少量混ぜておきました。このほか緩効性の腐葉土を入れると長くゆっくりと肥料が効いて良さそう。
追肥をするのならば、成長期にあたる春〜夏の間。
移植します!
排水が悪いと根が呼吸できずに根腐れを起こしてしまうので、まずは水はけを良くするために鉢底の石を敷き詰めます。
ただ購入した鉢底には割と大きめの穴が…このまま軽石を敷いても穴が大きくて石が漏れてしまいそう。そんな時はネット袋にまとめてから敷き詰めます。
園芸コーナーや100円ショップなどに行くと置いてあるこちらのネット袋。
これ以外に、玉ねぎネットなど目の荒い袋なら何でもOKです。
培養土を詰めます
植え付け時の高さを確認するためにウンベラータを仮置きしてみます。
う〜ん、ちょっと低いかな。
培養土を底に敷いて高さを合わせます。元々ある表層には土を乗せません。
根は下に伸びるので培養土は下に敷いていきます。
あまり高すぎても水やりの際にこぼれてしまったりするので、縁から5cmくらい低くなる位置に合わせます。
あ、ここにも石が詰まっていた…。
さて、高さも合わせたところでウンベラータを乗せて培養土を詰めようかと思ったところ、ポットに入っていたウンベラータの底にも鉢底石があることが発覚。
根を痛めないように軽く揉むと、ポロポロと小石がほぐれて落ちていきます。
鉢底石を取り除くとだいぶ低くなりました。
再度高さを合わせたところで鉢全体に培養土を詰めていきます。
仕上げに化粧直しのウッドチップ
室内に置くので見た目は良くしたいですね。
そういう訳で表層にウッドチップを敷くことにしました。
購入したのはデコレーションバーグなるもの。
粒の大きさの違うS、M、Lがあり私は「S」サイズを購入。
下の土が見えない程度に敷き詰めたら完成。
まとめ
うう〜ん、うっとり。
いいですね。
ようこそ我が家へ。
白くて四角い植木鉢も主張が少なくて何処にでも置けそうな雰囲気。
ウンベラータの緑の葉を引き立ててくれてかなり気に入っています。