【グアム/LCC】格安・t’way(ティーウェイ)航空は子連れには厳しかったか…

グアム家族旅行_ティーウェイ航空機体機内の様子と食事 グアム

夏休みを少し早めに取り家族4人、3泊4日のグアム旅に行ってきました。
今回は航空券とホテル、現地シャトルバス利用券が付いたJTBのweb専用パッケージツアーを利用。一人頭5万円ちょっとの格安プランです。

航空会社は韓国のLCC「ティーウェイ航空」を利用!
グアム行き最安値の航空会社ですが、

「チェックインカウンターはどこ?」
「機内で子供がグズった…モニターがないから映画が見れない…。」

大手航空会社にない格安航空会社ならではのデメリットなどもチラホラ。

成田空港内〜機内まで、ティーウェイ航空を実際に利用してみて感じたことを振り返ります。
併せて空港のプチ便利情報も。

 

グアム家族旅行_ティーウェイ航空機体機内の様子と食事

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《出発前》予約・チェックイン・ベビーカー貸出

事前の座席指定ができない?

ティーウェイ航空では事前の座席指定はできるみたいです。
予約の際にティーウェイ航空公式サイトからオンライン予約をすれば座席指定はできるみたいです。

しかし、今回はJTBのWeb限定パッケージツアーを申し込んだため、ティーウェイ航空公式サイトのオンライン予約は利用できません。さらに、ティーウェイ航空の成田-グアム便はJTBなどの大手旅行会社によるチャーター便のため、旅行会社を通さずにフリーの申し込みはできないみたいです。
結果的に、成田-グアム間の座席指定は事前予約できないみたいですね。

座席指定は空港の出発カウンターでチャックインの際に行うことになります。つまり早い者勝ちです。家族4人子供が2人いるので座席が離れてしまっては大変!と思い、余裕を持って集合時刻30分前にカウンターへ向かうことにしました。

結果的にはそう焦ることもなく、座席は家族4人横並びで確保することができました。
搭乗後にわかりましたが、夏休み前ということもあり機内は空席がちらほら。見渡した感じだと搭乗率60%ほどといった感じでした。後ろの方の席では3列シートにゴロンと寝転ぶ乗客もいるほど。
また、後日調べてわかりましたが、小さな子供連れや介助の必要な家族がいる場合は各航空会社側も、ある程度配慮して座席を対応してくれるようなのでそこまで心配しなくても大丈夫みたいです。予約の際に希望の座席が取れなかったなんて場合でも、心配であれば航空会社の窓口に直接電話すればある程度相談に乗ってくれるそうです。

成田空港、ティーウェイ航空のカウンターはどこ?

グアム家族旅行_ティーウェイ航空カウンター

引用:NAA/成田国際空港フロアガイド

成田空港の場合、通常多くのLCCは第3ターミナルを利用するのですが、
ティーウェイは第2ターミナルです。

今回はJTBを利用したため、はじめに第2ターミナル内のJTBカウンターへで搭乗券を引き換えた後、同じフロアにあるティーウェイ航空のチェックインカウンターへ向かいました。

しかしこれがちょっと、わかりにくい場所にあったのです。
ティーウェイ航空は、空港北ウイング側の外への出入り口付近の目立たない場所にあるFカウンターという所。
JTBカウンターでの説明がなかったら、なかなか見つからなかったと思います。

成田-グアム間の荷物預け入れは無料!

グアム家族旅行_ティーウェイ航空機体機内の様子と食事(評判)

荷物の預け入れに別料金が発生する会社が多いLCCですが、ティーウェイの成田ーグアム間のフライトには基本的に別料金が発生しません

しかも無料で預けられる荷物は、「一人荷物23kgまで」とかなり太っ腹!
ただし大きさ3辺の和が203cmまでなので、極端に長いものなどはNG

23kgはそうそう超えませんし、我が家は荷物を4人分を分散できますからお土産を買いすぎても安心そうです。

成田空港内の無料ベビーカー貸出が便利

グアム家族旅行_ティーウェイ航空カウンター

引用:NAA/ご案内カウンター

ターミナル内各所にある『?』マークの案内カウンターでは、車いす、ベビーカーを無料で借りることができます。

今回我が家も搭乗までの間、ベビーカーを貸していただきました。
我が家が立ち寄ったのはFカウンター近くのサポートセンター。
貸出の旨を伝えるとすぐに貸していただけましたし、返却も搭乗口でOKなのでギリギリまで使用することができ大変便利でした。

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《離陸》機内・サービス

そこはLCC。コストのかかるサービスは少なめ。

グアム家族旅行_ティーウェイ航空機体機内の様子と食事

他社と比べれば俄然割安のティーウェイ航空。
それでも、「飛行機に乗る」となると機内食が出たり、ドリンクのサービスなどを期待し多少はラグジュアリな気分になってしまうもの。

しかしそこはLCC。価格なりのサービスです。

機内食は、サンドイッチとパックジュースが出ました。
時々CAさんがお水を持って回ってくれます。

コストのかかるサービスはそれなりに省かれていますが、一方チェックインカウンターでの対応や機内CAさんの対応などは他の航空会社と然程変わらないようにも思えました。

ですから、「LCCに乗るのだ!」という気持ちで乗れば、それほど大きく期待を外れるということはないと思います。

動画ダウンロード必須。シートにモニターがないと子供は飽きる

グアム家族旅行_ティーウェイ航空機体機内の様子と食事

2歳の次女は飛行機初体験。
搭乗前から不安に思っていたのですが、やはり途中でグズってしまいました。

フライトは11:00。機内でちょうどよく昼寝してもらえるように、早起きさせて、歩かせて…などなど調整を図っていたのですが、搭乗前にベビーカーを借りて乗せた途端にグースカ寝に入ってしまいました。そして搭乗前にシャキーン!

案の定、フライト中は昼寝をすることもなくずっと起きていたのですが、途中で飽きてしまい遂にグズり始めてしまいました。

事前にスマホに動画でもダウンロードしておけばよかったのですが、旅行準備に追われすっかり忘れてしまっていました。

こんな時、シートに個人モニターでもあれば映画でも見せて何とかなっていたのかもしれませんが…。国際線と言えどティーウェイ航空の機体(成田-グアム)にはモニターは付いておりませんでした。

もちろん機内にWi-Fiは飛んでおらず打つ術もなし。
動画の1本でもスマホに入っていれば…と痛感いたしました。

やはり子連れには多少お金がかかっても、JALやANAのような大手の航空会社の方が不便が少なく楽なのだなぁ。

帰国後にわかったことですが、成田空港第1ターミナルのTSUTAYAではDVDプレーヤーのレンタルも行なっているそうです。DVDプレーヤーは5泊6日で2,400円。TSUTAYAだからDVDも選んでレンタルしていけるそうです。

可愛らしい小さな機体は結構揺れました。

グアム家族旅行_ティーウェイ航空機体機内の様子と食事

搭乗機体まではバスで移動。

見えてきたのは、赤いお尻の「t’way」のマーク。
近づいてみるとコンパクトで、なんとも可愛らしい機体。

機内は中央通路を挟み片側3人シート。
シート間隔はLCCレベルで結構狭いです。

バックパッカー時代に海外のオンボロ機体を多く利用してきたので、「料金なりの」と考えれば、個人的には不満な箇所は特にありませんでした。
通路がひどく汚れているわけでもなく、機内が変な匂いがするでもなく、シートに穴が空いているでもなく。いたって普通のLCCの機内です。

低コストを実現するために、概してLCCの機体は大手からの払い下げ機を使用していることが多いとは思うのですが、ティーウェイ航空のシートや機内部材をみる感じでは、ちょっとくたびれている感じはあります。バニラやピーチなどのLCCでもちょっと良さげな航空会社の機内と比べると少し手がかかっていない感じはしました。

あと、コンパクトで可愛らしい機体は悪天候には弱く、気流で大きく揺れるので、その辺りは心して搭乗した方が良いと思います。

CAは韓国人だけど日本語対応してくれる

韓国の航空会社ということでCAさんはほぼ韓国人。
しかし、成田-グアム間のフライトを利用する乗客はほぼ日本人のためか、CAさんも日本語で対応してくれるので英語が不慣れた方でも安心です。

機内アナウンスも英語・韓国語・日本語でアナウンスが入っていました。

 

 

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まとめ

ピーチやバニラ、エアアジアのようなちょっと良いLCCの感覚で利用すると少し違和感を感じるかもしれませんが、空港カウンターや機内CAさんの対応は他の航空会社同様にとても良かった感じがします。

日本(成田)からグアムに直行で向かうLCCは2019年7月現在「ティーウェイ航空(チャーター便)」と「チェジュ航空」。LCC以外では、JALやANA、ユナイテッドなどを利用することになります。
大手と比べると、少なくとも一人1〜2万円以上の旅費が抑えられるLCCを利用する価値は十分にあると思いますが、その時の状況を踏まえて判断した方が良かったと振り返り思います。

今回は小学1年生と2歳の娘を連れての子連れ旅行だったため、結果的にはエンタメのある機体を利用した方が良策でしたね。
また、ぐずった子供を抱っこした状態で前のリクライニングが倒されると、かなり窮屈な状態になります。
この辺りも、座席間隔のある大手航空会社やプレリクライニングシート(リクライニングが固定されたシート)のあるピーチのような機体が安心できましたね。

ということで、小さなお子さんを連れてのLCC利用については、グズリ対策(動画のダウンロードなど)を万全にして挑む。そうでなければ、大手航空会社で安心に出かけるのが良策かと。

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