山も海も自然に恵まれた鴨川って良いところだな、と改めて気づかせてもらいました。
地元の農家さんが育てた、旬のお野菜。自然な素材を生かして作った、加工食品。
緑豊かな風景を眺めていただくMUJI cafeの美味しい料理は、もう格別。
地産地消でここまでのクオリティーが出来上がるのかと感心してしまう空間でした。
鴨川市の里山にオープンした無印良品「MUJI みんなみの里」はちょっと面白くて素敵な場所でしたよ。
無印良品「MUJI みんなみの里」とは
無印良品の良品計画が運営する直売所。
それが昨年2018年4月に千葉県鴨川市の里山にリニューアルオープンした、「MUJI みんなみの里」。
リニューアルオープンというのも、「みんなみの里」というものは以前よりあったそうですが、それを良品計画が引継いで装いを新たにしたという経緯があるから。
地域に豊富に眠る資源を改めて見つめ直し、良品計画がマーケティングし直すことで更に魅力的に地域の素晴らしさを表現したのが、新しくなった「MUJI みんなみの里」というわけですね。
店内は「あぁ無印良品」といった、無駄がなく暖かい自然な造り。
ふつうの無印良品の店内に地域のお野菜などの物産が綺麗に陳列されていような空間。
人が歩くスペースが広く、ゆったりと商品を見てまわれるのですが、アイテム数が多くてあっという間に時間が過ぎてしまう感覚。
南国ならでは!めずらしい旬のお野菜も勢揃い
中央には地元採れたての新鮮なお野菜が並んでいます。
直売所ということもあり価格がリーズナブルなのはもちろん、普通の直売所では見かけないレモンやミカンなど、鴨川の温暖な気候だから出来る果物が豊富なのも特徴的。
今の時期は梅なんかも置いてありました。
街中のスーパーで購入したら1kgで500円くらいする梅も、ここでは1kgで150円ととってもお買い得。
無印良品の店舗も併設しているので、果実酒用の瓶を購入してすぐに仕込み準備ができるのも嬉しいですね。
さらに陳列されたお野菜の上には、食材を使ったおすすめレシピも置いてありました。
ううん、さすが無印。痒いところにも手がとどく。
入荷野菜等のお知らせは無印良品みんなみの里公式HPで確認できるみたいです。
南房ならでは!切り花の種類も豊富
店内に入るとビワをはじめフルーツの香りとともに、花のいい香りが漂ってきます。
鴨川はその温暖な気候をいかし、昔から花卉栽培が盛んな地域。
「千葉県を一周すると立派な花屋ができる」というほど栽培品種も豊富ゆえ、カラフルで立派な花がたくさん揃えられていました。リーズナブルな価格で販売されている上に、蕾の開きはじめてしまったユリなどは半額になっていたり。特別な日でないと花など買わぬお父さんもつい手にとってしまうほどです。
鴨川といったら海産物。加工品や冷凍物も豊富
「へぇ、こんな商品もあるのか〜。」
他の道の駅ではあまり見かけないような、魅力的なアイテムがたくさん揃っているのも特徴。
さらに冷凍庫には干物や練り物などの加工品が揃えられているほか、加工で見た目が悪くなったワケアリ品なんかもお手頃に販売されていました。
フルーツジャムの種類はかなり豊富。
しかも、無農薬だったり有機栽培だったり、体にやさしい自然な食材も多い。
ハーブティーの種類も豊富。
さすが花の産地ということで、フラワーハーブティーもこんなに。
お土産を買うためにここに寄るのもありだな、と思うくらい品揃えがいいですね。
まとめ
お会計レジの裏にはぎっしりと炭流木の壁が。
気持ち良さそうなレジ空間です。
いちいちセンスの良さがひかる無印良品の直売所。
何を取っても良いものが見つかること間違い無いですね。
鴨川方面から、市原ICに抜ける国道410号と鋸南保田ICに抜ける県道34号線(長狭街道) が交わる場所に位置しているので、鴨川からの帰り道にちょっと立ち寄るのにも便利な立地です。
ちょろっと立ち寄って、鴨川の思わぬ魅力を発掘してみるのも面白いかもしれませんよ。