『そろそろ新月よね。今度のパーティーどこでやる?』
「おれ、いいところ知っているよ」
「広くて食べ物もたくさんあるし最高だぜぇ!」
「今は落花生が用意してあったよ」
『知ってる~、あそこ無農薬で在来種だし自然派の私達にぴったりよね』
『それじゃあ今度のダークムーンパーティーの会場はそこに決まりね!』
収穫
堀りあげ後、しばらく乾燥のために放置したままだった落花生の実を収穫したいと思います。
ずいぶんと実が散らかっています。
よく見ると実のない殻がたくさん落ちています。
むむ!何者かに食べられている形跡。
結構な量ですよ。
どうやら夜な夜な盛大なパーティーが開かれていたようです。
取りやすい表層にあった落花生は食べられてしまいましたが、
下の方にはまだ残っていました。
振るとカラカラと乾いた良い音が鳴ります。
大ぶりの品種「おおまさり」の方は特に良い音。
右)千葉半立
左)おおまさり
結局半分くらいは食べられていました。
後は殻から実を出して、フライパンで炒っていただきます。
まとめ
落花生の生産が盛んな千葉では、11月ごろになると収穫した落花生を畑に高く積み乾燥させている風景をよく見かけます。
たまに積み上げた落花生の周りを柵で囲んでいる畑があり、これは何だろうなぁとは思っていたのですが、その理由がわかりました。
冬に備え動物達も食欲が旺盛なこの時期、畑に置いてある落花生は絶好の食料ですものね。
そりゃみんな集まってパーティーになりますよ。
収穫した落花生は来年の種蒔用に少し保存して、残りは炒って美味しくいただきます。