秋に種をまき、冬を越えて育ったタマネギ「奥州」を収穫しました。
今年は思うように大きく育たなかったものの、自然栽培ならではの楽しさや、小さくても十分おいしいタマネギが収穫できたので、その様子を記録しておこうと思います。
タマネギ「奥州」とは?
今回育てた品種は「奥州」。
奥州は寒さに強く、越冬栽培に適した中生タイプのタマネギ。病気にも比較的強く、貯蔵性にも優れているため、家庭菜園でも人気のある固定種です。
収穫後もしっかり保存できるので、長く楽しめるのも魅力のひとつです。
プランターで育苗して畑へ移植

今年の栽培スケジュールはこちら。
- 9月中旬 プランターへ播種
- 11月初旬 畑へ移植
- 6月上旬 収穫

苗づくりはプランターで行っています。
発芽後はそのまま育て、十分な太さになったところで畑へ植え付ける方法です。このやり方だと発芽状況も管理しやすく、必要な本数だけ移植できるので気に入っています。
もちろん今回も播種から収穫まで肥料は一切使わない自然栽培です。
今年の反省点は移植後の日照り

今年一番の失敗は、移植後に雨がほとんど降らなかったこと。
日照りが続いたことで苗の活着が思うように進まず、その後の生育もいまひとつでした。
結果として収穫できたタマネギは、スーパーで売られているような大玉にはならず、全体的に小ぶりなサイズ。
自然栽培では肥料に頼らない分、初期の根張りや環境の影響がそのまま収穫サイズに表れやすいことを改めて実感しました。
小さいけれど味は抜群!

収穫したタマネギは確かに小ぶり。
それでも皮をむけば、ちゃんと立派なタマネギです。
そして何より驚いたのは味。
甘みだけではなく、タマネギ本来の旨みがぎゅっと凝縮されているような濃い味わいでした。
ころんとしたサイズなので、
- ポトフ
- シチュー
- 煮込み料理
などに丸ごと入れても火が通りやすく、とても使いやすいのも嬉しいポイント。
小さいからこその使い勝手もあり、これはこれで十分満足できる収穫でした。
自然栽培だからこその満足感

「もっと大きく育ってくれたら…」
そんな気持ちはもちろんあります。
でも、肥料を買う必要もなく、追肥の手間もなく、自然の力を借りてここまで育ってくれたことを考えると十分満足しています。
自然栽培は収量だけを求める栽培ではありません。
その年の天候を受け入れながら育て、収穫した野菜をありがたくいただく。
そんな楽しみ方も悪くないなと思っています。
保存方法はシンプル

収穫したタマネギは、土をある程度落としてから風通しの良い日陰へ。
プラスチック製のカゴに入れて保管しています。
必要になった分だけ持ってきて、皮をむいて料理に使うスタイルです。
「奥州」はもともと保存性の良い品種なので、風通しさえ確保できれば、この方法でも十分保存できています。
来年はもうひと回り大きく育てたい
今年は移植直後の日照りが大きく影響したように感じています。
来年は植え付け後の管理をもう少し丁寧に行い、苗がしっかり活着するよう工夫してみたいと思います。
それでも、小さくてもちゃんと実り、おいしく食べられる自然栽培のタマネギ。
家庭菜園では「完璧」を目指すよりも、その年ごとの結果を楽しむくらいがちょうどいいのかもしれません。
来年はどんなタマネギが収穫できるのか、今から楽しみです。

