5号ポットで購入してきたレモンユーカリの苗。
春先に地植えしてみたところ、あっという間に私の背丈を超えて立派な樹になってしまいました。
この勢いで千葉県北部の氷点下の寒空も越冬し、春には新しい芽を生やしてくれたではないですか。
今回は我が家で地植えしたレモンユーカリ1年間の成長と越冬の様子を振り返ります。
地植えユーカリは耐寒性が増す!
ウッドフェンス沿いの一角に地植えしたレモンユーカリ。
地植えしたのは昨年の春くらいだったので1年少々が経過します。
つまり越冬しています。
私が住むのは千葉県の北部。
海岸線から離れた内陸部にあたるため、温暖な海洋性気候を期待することはできません。
そのため、真冬は氷点下を切る日もちらほら。
上の写真は春先4月あたりのようす。
半分くらいは葉が枯れ落ちてしまいましたが、それでもしぶとく生き残る葉もいたり。
これくらいの大きさに育った木は、地下の根も同じように広く深く張ります。
そのため地上部が枯れても翌年には新しい芽が生えて葉が繁ってくれるのです。
5号苗があっという間に背丈を超えた!
近くのホームセンターで購入したよくあるレモンユーカリの木(というか苗)。
樹高50cmほどで枝葉まだひょろっとした感じでしたが、地植えした途端にぐんぐんと成長し、あっという間に私の背丈を超えてしまいました。
気がつけば幹もゴン太。
私の購入した苗は、株元から2本枝が伸びている株立風の苗だったのですが、越冬途中で細い方の苗は枯れてしまった様子。
枝を折ると芯はカラカラでした。
太い幹から伸びた枝葉は、まだちらほらと緑色の葉や赤っぽい枝が残っています。
よく観察すると、外側に張った枝ほど枯れ込みが激しいようで、寒波を逃れた内側の枝葉の方は元気が良い感じかしました。
新芽発見!春には続々緑が茂り始める
ただ、枯れてるのかなと思っている枝にも新芽が見え隠れしており、微量ながらまだ生命力を感じます。
多分これより先の枝は枯れてしまっているのでしょう。
新芽の上で剪定してあげると、春にはまた新しい枝葉がフワーッと広がるんだろうな。
剪定後数日経つと葉が広がり始めていました。
「枯れていなかったんだ!」と思わせてくれるこの時期の植物たちの生命力、すごく好きです。
まとめ
5月になると至る所から新しい芽が生え、枝を伸ばしめました。
レモンユーカリの新緑は何というか「ウエッティ」。
古いガサガサの葉とは対照的な、すごく瑞々しい葉っぱが生えてくるのでワクワクしますね。
鉢植えのままでは庭(路地)での越冬は厳しかったと思います。
春の早い段階から地植えして、その年のうちにしっかりと深い根を張らせることで耐寒性が増すのではないかと思います。
実際に霜や寒波にやられ傷んで枯れてしまった枝や葉はたくさんありましたが、春先には新しい芽を出して活動を再開してくれました。