ギザギザした葉っぱが特徴のパクチーファラン。
通称ノコギリコリアンダーとも呼ばれ、成長するノコギリのような刺々しい容姿になるのが特徴のハーブです。
先日種まきをしたパクチーファランの種がついに発芽をしたのです。
じつは過去に何度か種蒔きをしたことがあるのですが、発芽不良の種だったのかまともに育てられたことがなかったもので、今回はかなり嬉しい発芽。
そういうわけで、今回はパクチーファランの発芽の様子を振り返ります。
パクチーファランとは?何ぞや
日本ではノコギリコリアンダーやロングコリアンダーなどと呼ばれたりもしてる「パクチーファラン」。
風味はパクチーと似ています。
タイではラープなどによく使われる結構メジャーなハーブですが、元々は国外からやってきたパクチーということでパクチーファランと呼ばれるようになったそうです。
種を見てわかるようによく目にするパクチー(コリアンダー)の種とはサイズ感がだいぶ違います。
極小で、まるでシソやバジルの種程度の大きさ。
風が吹いたら吹き飛んでしまいそうです。
パクチーファランの種蒔き
早速種蒔き。
今回は育苗ポットに播種し発芽を待つことにします。
セリ科植物に多く見られるように、パクチーファランの種は好光性といって発芽をするのに日光を必要とします。
そのためあまり土中深く種を埋めてしまうと発芽しません。
播種後に上から軽く土をパラパラと散らす程度で大丈夫。
散らす土は粒の細かい育苗土のようなものが最適です。
薄〜く、ほんのちょっぴりで大丈夫。
小さめのスコップがなかったので、トイレットペーパーの芯を斜めにカットしてスコップの代用としました。気兼ねなく使い捨てできるので私の常套手段。
出勤前の水やりはいつもバタバタ。
勢いよく水撒きをして種を流してしまう事がしばしばあります。
育苗土は粒が小さく軽いので一度にあげる水量が多かったり、勢いが強いと流れやすいのが欠点。今回は浅く覆土しているだけなので発芽するまでは水やりにも気を使います。
中粒くらいの赤玉土をパラパラと播いておくと、水やりの際に流れが緩まり土の流出が防止できて安心ですよ。
発芽した!しかもワサワサと
ついに念願の発芽。
過去に何度も失敗を経験しているだけあり、喜びはひとしお。
うわわっ。
気がついたら続々発芽しているではないですか!
発芽を確認したのは、播種後2週間目。
過去にはあれほど待てど発芽しなかったパクチーファランがこんなに容易く発芽するなんて驚きです。
いや、むしろこれが普通なのかな。
ちゃんとした種はこんなにたくさん発芽するみたいです。
まだ小さな双葉ですが、ちらほらギザギザとした葉も見られます。
これこれノコギリコリアンダー。
まとめ
過去2年発芽失敗しているパクチーコリアンダーでしたが、今年は念願叶って見事発芽しました。しかもこれでもかと言わんばかりの発芽率。
実は今年は種の購入先を変えてみたのです。
パクチーファランの種からの栽培は全く難しいことはなく、誰でも簡単に育てる事が出来そうですよ。
ポイントは、良い種を手に入れることと、発芽まで薄く覆土して水切れを起こさないように管理することくらいですかね。