【登山/持ち物】テント泊は35Lのリュックでも大丈夫。元バックパッカーのパッキング術!

35Lのバックパックに雲取山テント泊の荷物と道具をパッキングする方法 登山

テント泊の登山となると、あれやこれやと荷物が増えてしまいますよね。
アウトドアショップや登山関連のサイトでは「テント1泊のバックパックは最低でも50L以上!」をオススメしています。

ただ私、身軽な装備が好きなもので。
小さいバックパックで何とかならないものかと試してみたところ、
なんと35Lのバックパックでもすっきりと収納できちゃいました!

今回は私が先日の雲取山テント1泊の登山で使用したバックパック、そして持ち物やパッキング方法をご紹介します。

35Lのバックパックに雲取山テント泊の荷物と道具をパッキングする方法

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私のバックパック

現在私が所持しているバックパックは2つ。

  • カリマーのフライヤー65L
  • モンベルのチャチャパック35L

カリマーのフライヤー65L

カリマーのフライヤー65Lは旅行用に使用していたものです。
バックパッカーをしていた頃から旅先で両手がフリーになるバックパックタイプを利用することが多い私。
家族旅行でも基本はバックパックです。
私が旅で使用するバックは以下の条件を得ていればOKです。

  • 容量が大きい
  • 雨蓋を開けなくても、荷物の出し入れができる
  • ファスナーにロックができる

必要最小限に削っても、山と比べ断然荷物が多くなってしまう長期海外旅行。
また、旅先でお土産を買って帰ったりもするので大きいに越したことはありません。山と違い旅先ではバスや電車などで移動するため、実際にバックパックを背負う時間は意外と短いもの。それほど重さは気にしなくてもいいのです。それよりも容量です。

「好きに入った場所は長居してローカル気分を味わってしまう」どちらかというと『沈没型』と呼ばれる移動頻度の少ないタイプの旅人であった私ですが、それでも短期旅行と比べれば移動は多いのです。
移動が重なるような日程の場合、部屋に荷物をばらまくとパッキングが面倒。雨蓋の他にベロンと大きく開放する取り出し口があれば、荷を広げずとも出し入れがとっても楽になるのです。

スーツケースの頑丈さには敵いませんが、バックパックにも施錠ができると犯罪の抑止にはなります。ナイフを使って切られてしまえば簡単に盗まれてはしまいますが、施錠が掛かっていればほかの荷物を漁るでしょうし簡単な窃盗の抑止になります。

ちなみにフライヤーシリーズは現在廃盤となってしまったようです。残念。使いやすかったのにな。

 

モンベルのチャチャパック35L

最近登山用に使っているのがモンベルのチャチャパック35L。
今回の登山もこのチャチャパックを使用しました。

作りは至ってシンプルなものですが、所々に気の利いた工夫があります。

フロントポケット
本体とは別に大容量のフロントポケットが付いています。これ出し入れが楽なので行動食やグローブなど頻繁に使用するものを収納するのに便利です。

コンプレッションポケット
本体とフロントポケットの間にポケットが付いています。ガサっと突っ込める大きなポケット的存在。ウインドブレーカーやレインウエアを収納することができます。

モンベルは大手ショッピングサイトでの取り扱いが少ないで、ご購入は自社オンラインサイトや実店舗で。

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私のパッキング術

35Lのバックパックに雲取山テント泊の荷物と道具をパッキングする方法

海外を旅していた若い頃もバックパックを使っていたので、パッキングは得意な方なのだと思います。
旅と登山では荷物もパッキング方法も少し違いますが、それでも共通してこうした方が良いと思っていることはあります。

「私のパッキング術」とでも言うべき、パッキングのこだわりについてご紹介します。

荷物の配置について

 

元バックパッカーの登山パッキング術

重さ」と「使用頻度」を考慮してパッキングをしていきます。

登山は長時間重たい荷物を背負い続けなくてはなりません。
多少のバランスのズレが長時間になると結構堪えてくるので、パッキングはかなり重要なものと意識しています。

基本的に重いものは背中に近くバックパックのやや上の方に配置するようにしています。体の重心に近くて上にある方がバランスが取りやすいためです。そして何より軽く感じます。重心から離れた位置に重い荷物があると肩や腰を引っ張られているようでとても疲れます。またバックパックに外付けで荷物を付けることもできれば避けたいですね。ブラブラしていると遠心力の負荷がかかりますし、ものが落ちたり引っかかったりする危険性もあります。バックパック内にしまえる荷物はしっかりと収納します。

また、使用頻度といった面からも荷物の配置を考えます。
休憩時や降雨時などすぐに取り出しが必要となる荷物はできるだけ取り出しやすい位置に配置します。逆にテント場まで使わない荷物はバックパックの奥の方にしまいます。

元バックパッカーの登山パッキング術

チャチャパックの場合、背中に大きなポケットが付いているのでそこに雨具やウインドブレーカーを収納します。
そのほか雨蓋には救急セットなどが入った小物ポーチ、腰ベルトについたチャックにはアメや行動食などを入れています。移動中に飲む水は肩ベルトに固定しました。

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テント1泊の持ち物

テント泊持ち物パッキング

今回チャチャパック35Lに収納した荷物はこちら。

画像に写っている荷物+食料などを全てこのバックパックに収納しました。
パッキングしてみると意外とすんなり収まってしまうものです。
「あれ?何か忘れ物しているのかな」と不安になるほど。

35Lのバックパックに雲取山テント泊の荷物と道具をパッキングする方法

上の荷物をパッキングした状態がこちらです。
ここに衣類・食料が詰まる感じです。

35Lのバックパックに雲取山テント泊の荷物と道具をパッキングする方法

ちなみに衣類は圧縮袋でギューっとコンパクトにします。
そして当日、左のチキンラーメンが乗っている袋いっぱいにスーパーで購入した食べ物やお酒などを詰めてパッキングし完了です。

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まとめ

大きなバックパックを使えばパッキングの問題など全く気にしなくていいのですが、やはり少しでも軽いバックパックの方が楽なので頑張ってみました。

結果、「35Lのバックパックでもテント泊の荷物は詰められる」ということがわかりました!

ただし、今回は3シーズン(春・夏・秋)で耐えうる装備。冬の登山や標高によっては荷物が収まらない可能性もあります。

ともあれ、35Lのバックパック登山は行動しやすくてかなりオススメです。

 

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