すっかり春らしく暖かくなってきましたね。
畑のあちらこちらで春の息吹が感じられます。
今日は春の畑の様子を紹介したいと思います。
春の畑
里芋+生姜+山芋の畝
里芋と生姜、山芋を混植する畝です。
生え揃っているのはエンバクの列です。
夏には緑道になっている予定で、土の乾燥予防やバンカープランツとして生物の住処としての目的があります。
自然農法エリア
ここは自然農法のエリアです。
周りの農家さんの畑は雑草など生えておらず、綺麗に耕起されているのですね。
どうしても他の農家さんの目が気になるので、残念ながら堂々とはできないのが実情です。
そこで自然農法エリアを畑の中心に配置して、その周りをエンバクやソルゴーで囲み障壁を作ることで問題を解決しています。
こうすれば心配されている種の飛散も防げると思ったのです。
それに草がボウボウでも、側からの目もごまかせますしね。
ソルゴーの芽が生えてきました。
私の畑の周りは広い畑が多く風を避ける障害物がありません。
そのため風に弱く、たびたび強風による被害があります。
ソルゴーには風除けの障壁となってもらいます。
ほうれん草・かき菜、じゃがいも、エンドウの畝
ほうれん草、かき菜はもう花が咲いていますね。
アブラナ科の野菜は他にも花が咲いて交雑していると思うのでこのまま刈り取りますが、ほうれん草(ヒユ科)他に交雑種がないので種取りをします。
↑ほうれん草の花
冬場にムクドリに幼い芽を襲撃され壊滅的な被害を受けたエンドウ。脇芽がしっかり成長し、ちらほらと実がつき始めています。
早採りでサヤエンドウでいただきたいと思います。
種取りネット
エンバクに囲まれた種取りネット。
中には、
- ダイコン
- ニンジン
- コールラビ
が植わっています。
ちなみにダイコンとコールラビは同じアブラナ科ですが、属が違うので交雑はしないらしいです。
穂が出だしてノビノビになってしまい、少し日当たりが悪いようなので後日根元10cm程残して刈り取ります。少し残すことでこの時期ならまた再生します。
堆肥ボックス
堆肥ボックス前にポイっとしていたレモンバーム。
なんとも生命力が強いこと。
こちらも堆肥ボックス前。
昨年秋に刈り取ったシソのこぼれ種が発芽した様子。
拡大するとこんな感じ。
シソやバジルは一度蒔いたら翌年からはこぼれ種でなんとかなりますね。
昨年秋に刈り取り米ぬかボカシをまいておいた緑肥も、だいぶ堆肥化しています。
夏野菜の畝(予定地)
GWに夏野菜を植える予定の有機エリア。
エンバクを刈り取って、堆肥をまき少し耕起します。