【DIY】子どもと遊ぶ「ポイ」を手作り。テニスボールで作る簡単ジャグリング道具

簡単・ポイの作り方DIY/ルミカ夜の遊びジャグリングpoi/子供と遊び 子育て

ジャグリングと聞くと、ボールを投げたり、棒をクルクル回したりするものを思い浮かべる人が多いと思います。

でも、今回作ったのは「ポイ」というちょっと変わったジャグリング道具。

私がポイを知ったのは、20代前半にアジアをバックパッカーとして旅していた頃。最近、当時の旅の道具をしまっていた段ボール箱から久しぶりにポイを見つけたことで、昔の記憶がよみがえってきました。

懐かしくなって回してみると、今でも意外と体が動きを覚えている。せっかくなので、今度は子どもたちと遊ぶために自分でも作ってみることにしました。

材料もそれほど多くなく、特別な工具も必要ありません。

ちょっとした工作感覚で作れる、手作りポイの紹介です。

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そもそも「ポイ」って何?

簡単・ポイの作り方DIY/ルミカ夜の遊びジャグリングpoi/子供と遊び/テニスボール・材料・持ち手

まず、ポイを知らない人も多いと思うので、簡単に説明しておきます。

ポイは、ひもの先にボール状の重りを取り付け、それを手で振り回して楽しむジャグリング道具です。

左右の手にひとつずつ持ち、体の周りで円を描くように回したり、左右のポイを交差させたりしながら、さまざまな動きを作ります。

現在ではジャグリングや「フローアーツ」と呼ばれるパフォーマンスのひとつとして世界中で楽しまれています。

そのルーツのひとつとなっているのが、ニュージーランドの先住民族であるマオリの「poi」。

マオリの伝統文化では、ボールをひもにつないだ道具をリズミカルに振る「poi」が伝えられていて、歌や踊りと組み合わせたパフォーマンスとしても知られています。伝統的なポイには、植物の葉や繊維など、自然素材が使われていました。

そこから現代のジャグリングとしてのポイが広がり、現在では布製のものや、火を使う「ファイヤーポイ」、ルミカなどの発光体を使うものなど、さまざまなタイプがあります。

ポイは見た目こそ単純ですが、実際に回してみると、ひもの長さや重さ、回転のタイミングなどが意外と奥深い。

そして何より、クルクル回しているだけでも結構楽しい道具です。

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20代の頃、タイで出会ったポイ

ファイヤーダンス/タイ・バンコク(チャオプラヤ川)公園/スタッフ/ポイ/ディアボロ/ポイの作り方DIY

私がポイを始めたきっかけは、20代前半にアジアをバックパッカーとして旅していた頃。

タイのバンコクに滞在していたとき、公園でポイを回している人たちを見かけました。

「なんだこれ、面白そうだな」

それが最初だったと思います。

当時泊まっていたカオサンストリートには、旅人向けの露店がたくさんあり、そこではポイも売られていました。
さっそく購入して、夕方になって少し涼しくなった頃、チャオプラヤ川沿いの公園へ。

そこはもともとジャグリングをする人たちが集まる場所だったようで、私のような初心者でも仲間に入れてもらえました。

地元のタイ人もいれば、私と同じようなバックパッカーもいる。
いろいろな国から集まった人たちが、それぞれ違ったジャグリング道具を操っていました。

ボールやクラブを投げるトスジャグリング、デビルスティック、デアボロ、コンタクトボールなど、そこにはいろいろなジャグリングを楽しむ人たちが集まっていました。

ファイヤーダンス/タイ・バンコク(チャオプラヤ川)公園/スタッフ/ポイ/ディアボロ/ポイの作り方DIY

中でも印象に残っているのが、よく一緒に練習していたオランダ人の男性。彼が操っていたのは「スタッフ」と呼ばれる長い棒でした。

特にファイアースタッフは迫力満点。両端に火をつけて回す長い棒を、2m近い身長の彼が大きく振り回す姿は、間近で見るとかなりの迫力でした。

仲良くなった仲間たちとファイヤージャグリングを楽しんだことも、今となっては懐かしい思い出です。

名前すら覚えていない仲間も多いけれど、夕暮れのチャオプラヤ川沿いで、いろいろな国の旅人たちと一緒にジャグリングをしていた時間は、今でもいい思い出として残っています。

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久しぶりにポイを回したが、体が覚えていた

そんなポイも、旅から帰ってからはなかなかやる機会がありませんでした。

ところが最近、旅の思い出などをしまっている段ボールを整理していたら、昔使っていたポイが出てきました。

懐かしくなって、久しぶりに回してみることに。

何年ぶりなのか分からないくらい久しぶりでしたが、やってみると意外なほど普通に回せる。

もちろん昔ほど上手くはありません。
それでも、手を動かしているうちに、体が動きを覚えているような感覚がありました。

「これ、子どもたちにもやらせてみたら面白そうだな」

そう思ったのが、今回ポイを自作するきっかけです。

ポイの構造をよく見ると、基本的には

「ひも+持ち手+先端の重り」

という、とてもシンプルなもの。

これなら自分でも作れそうです。
ファイヤーポイのように、火に耐えられる特殊な素材を使うものは別として、子どもと遊ぶためのポイなら、もっと気軽な材料で作れます。

今回は先端の重りに、家にあったテニスボールを使うことにしました。

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テニスボールを使ってポイを自作

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今回使用した材料はこちら。

材料(ポイ片方分)

  • ナイロンベルト 15mm幅・280mm
  • HZロープ φ4mm・600~800mm
  • キーリング(ダイソー)
  • パワースイベル 2/0
  • テニスボール
  • ナイロン製サテン生地(ピンク・紫)

工具も特別なものは必要ありません。
ハサミかカッターがあれば十分。
布を縫うところだけ、ミシンを使いました。

簡単・ポイの作り方DIY/ルミカ夜の遊びジャグリングpoi/子供と遊び/テニスボール・材料・持ち手

まずはポイの先端部分から作ります。

先端の重りにはテニスボールを使用。
ボールなら当たっても比較的痛くありません。
子どもと遊ぶことを考えると、硬いものよりも柔らかいもののほうが安心です。

そして、テニスボールとロープの間には釣りで使っているスイベル(サルカン)を入れました。
ポイは回転させながら使うので、ここにスイベルを入れておくと、回転によるロープのねじれを逃がすことができます。

まずテニスボールに、ロープを通すための切れ目を2か所入れます。
片側はスイベルを入れられるよう、結構大きめに切り開いてOK。
反対側はロープが通る程度の小さな穴にします。

次に、スイベルの片側に、テニスボールの小さな穴から抜け出さないような「ストッパー」を作ります。
今回はカラビナをスイベルにとり付けました。

簡単・ポイの作り方DIY/ルミカ夜の遊びジャグリングpoi/子供と遊び

続いて、スイベルに細いひもを結びます。
そのひもをテニスボールの大きな切れ目から入れ、小さな穴から外へ出します。

ひもを引っ張ると、ボールの中に入れておいたスイベルが、穴のほうへ引っ張り出されます。
そこまで出てきたら、スイベルにメインのロープを結び付けます。

これでポイの先端部分は完成です。

簡単・ポイの作り方DIY/ルミカ夜の遊びジャグリングpoi/子供と遊び

次は持ち手。

ここには15mm幅のナイロンベルトを使いました。
適当な長さに切って4つ折りにし、指が2本入るくらいの輪を作ります。

そこにダイソーで購入したキーリングを通し、ベルトの付け根を縫い合わせます。
最初はミシンで縫おうとしたのですが、ベルトを重ねると少し厚すぎました。
そこで最後は手縫い。

これで持ち手も完成です。

ロープの反対側をキーリングに結び付ければ、ポイの基本形ができました。

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最後にヒラヒラを付ければ完成

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あとは、ポイらしいヒラヒラを付けるだけ。

今回はピンクと紫のナイロン製サテン生地を使いました。

簡単・ポイの作り方DIY/ルミカ夜の遊びジャグリングpoi/子供と遊び

適当な長さに切って、テニスボールを包み込むように配置。
そのまま縫い留めました。

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ここはかなり大雑把。
ポイは回して遊ぶものなので、多少形が不揃いでもそれほど気になりません。

ただし、ナイロン生地は切っただけだと端がどんどんほつれてきます。今回は初回の試作品ということもあり、切り端の処理は何もしませんでした。

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その結果、実際に使っていると案の定、少しずつほつれてきました…が、子どもたちと遊ぶためのものなので、今回は見た目もそれほど気にしていません。

次に作るときは、ほつれ止めをするか、ほつれにくい素材を選んだほうがよさそうです。また、ダイソーなどでほつれ止め用のボンドも売っているのでそれを使っても良さそう。

これで手作りポイの完成。

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材料費もそれほどかからず、作業も難しくありませんでした。
何より、自分で作った道具で子どもたちと遊べるのが楽しいところ。

そして、このポイは先端部分を交換できるのも面白いところです。

テニスボールの代わりに、ルミカなどの発光体を取り付ければ、夜に光るポイとして遊ぶこともできます。
暗い場所でクルクル回せば、光の軌跡が残って、昼間とはまた違った楽しみ方ができそうです。

もちろん、周囲に人や物がない安全な場所を選ぶことは大前提。

火を使うファイヤーポイは専用の素材や十分な知識が必要になりますが、今回のような「ちょっと遊んでみるポイ」なら、身近な材料でも十分楽しめます。

旅先で偶然出会ったポイ。

20年以上たって、今度は自分の子どもたちと一緒に遊ぶ道具になりました。

昔の旅の思い出を、今の暮らしの中でもう一度楽しむ。
久しぶりに回っているポイを見ながら、そんなことを思いました。

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