フォルクスワーゲンのハッチバック車・ゴルフ7(TDI)にルーフボックスを設置しました。
取付けたのは、INNO(イノー)から販売されている薄型ルーフボックス「BRQ55MBK」。
薄型とはいっても、見た目以上に容量があり、アウトドアギアがたっぷり収納可能。
それほど収納力がある方ではないハッチバックですが、ルーフボックスを取付けたおかげで、フェスやキャンプに釣りなど、アウトドアライフの幅が一気に広がりました。
家族4人のファミリーキャンプを可能にしたルーフボックスの取り付け方法について振り返ります。
ルーフボックス取付に必要なものは?
まずルーフボックスを取り付けるのに必要な道具は何でしょうか?
ゴルフ(ハッチバック)の場合、ルーフにレールがついていない為、フック付きのベースキャリアが必要になります。
ベースキャリアとはバー、ステー(フット)、車種別ホルダー(フック)で構成されたセット。
まずは車体の上にベースキャリアを取り付け、その上にルーフボックスを乗せて固定します。
スリムだけど大容量な「BRQ55MBK」
今回私が購入したルーフボックスは、イノー(INNO)のルーフボックス55 マットブラック「BRQ55MBK」。
薄型ルーフボックスに分類されているモデルのようですが、容量は十分。
見た目よりもかなり多くの荷物を収納することができました。
色はマットブラックで傷や汚れを気にしなくても良さそうなところは高ポイント。
とはいえ新品を購入したこともあり、取り付け前に車体用のボーディーコート材を塗布して汚れを付きにくく処理しておきました。
さらにルーフボックスにしては破格低価格。
流通価格は4万円台で入手可能なところも魅力的です。
ベースキャリアを取り付けます
購入したベースキャリアのセットはこちら。
国内に流通する代表的なルーフキャリアブランドは「THULE(スーリー)」「TERZO(テルッツォ)」「INNO(イノー)」。
今回は全てINNO(イノー)の製品で揃えました。
「INNO(イノー)」は国産メーカー・カーメイトのルーフキャリアをメインに取り扱うブランド。この2ブランドと比べリーズナブルに購入できるのが一番大きなポイント。
国産ブランド
■セット商品構成
フォルクスワーゲン ゴルフVII AU系 H25.6~ 5ドア キャリア車種別セット
- ステー:INSUT
- フック:K859
- バー:INB127
まずは取扱説明書を読み取り付け手順をイメージしていきます。
取付ステーとフックは前後で型番が違うようなので取説に記入してきます。
読み返すたびにいちいち紙を広げ直すのは面倒なので車窓に直接貼り付けておくと楽ちん。
取説どおり、ベースキャリアを取り付ける位置を計測しマスキングテープで位置決めしておきます。
ゴルフの場合、前後のドア中央部分から前側に「255mm」後ろ側に「420mm」。
それではパーツを組み立ててルーフに設置していきます。
まずはバー。
前後を取り違えないように、バーの中央に「F」「R」のシールを貼っておきます。
続いてステー(とベース)とフック。
ステーの底には車体にピタッとはまる形状のベースというゴム素材がくっつきます。
このベースが車体によって型が違うので、前後を間違えないように振り分けておきます。
前用、後ろ用それぞれのステーをバーに取り付けておきます。
続いてステーの底にベースをはめていきます。
型番が違うので要注意。
ゴルフの場合、前側が「429」後ろ側が「420」の型番。
上下を間違えないようにはめるのですが、干渉するネジ山部分などが予めベースに模られているので間違えにくいと思います。
しっくりはまらなかったら多分向きが逆。
こんな具合にピタッとはまります。
あとは前後それぞれのベースキャリアをルーフに乗せたら、フックを取付専用付属ねじ回しで回し締めて取付完了。
専用透明シートでボディーを保護
今回ルーフキャリア設置にあたり、取り外した後のことも考えて干渉部分に専用のシールを貼って傷がつかないように保護しておくことにしました。
ちょっと大きすぎるので、ハサミで程よい大きさにカットしてから貼り付けることにしました。
ルーフボックスとハッチバックの干渉もなし!
ベースを取り付けルーフボックスを乗せたら完成。
リアハッチを開けてみましたがぶつかることもなさそうで一安心。
クルクルっと巻かれたゴム製のパーツがあったのですが、これルーフボックス内隙間を埋めるパーツのようです。
バーとルーフボックスを固定する金具の位置が決まったら、金具前後に隙間が空いているので先ほどのゴムパーツを程よくカットし、はめ込んで隙間を埋めます。
グイグイ力を込めて押し込むと溝にはまります。
地味な作業ですが、ボックス内の小物が落下したり、雨水の流入防止にもなるので入念に。
ルーフボックスないはぼこぼこしているので、最後にクッション材を敷いておきます。
今回はキャンプで使用するウレタンマットを流用。
そのままキャンプ先でも使えて一石二鳥です。
ベースキャリアの風切り音の低減に
ルーフベースを乗せてからというもの、風を切る音が気になるようになりました。
運転中は天井から「グォー!」という風切り音が発生。
調べてみると、ルーフキャリアのバーに当たる風が一定の気流を作り、そこが音の発生源となっているようでした。
気流を乱すことで音は解消されるということなので、皆さんがやっているように半円型のゴムを使って改善してみることに。
施工方法は簡単で、半円状(D型)のゴムを10cm程にカットし、ルーフバーの下部に貼り付けるだけ。
たくさん貼ればその分効果は出ると思いますが、見た目が悪いので私は3つほど均等貼り付けておしまい。
風切り音もスッキリ解消…とまではいきませんでしたが、ほとんど気にならない程度になりました。
まとめ
収納量が激増しました。
キャンプにフェスに釣り…アウトドアの予定は満載です。
さあ、いっぱい出かけようぜゴルフくん。