夏真っ盛りのこの時期。
畑に実る夏野菜は格別に美味しく、我が家に自然の恵みという喜びを運んでくれます。
ただ、ちょっと量が多いんですよね…。
嬉しいことなんですが、4人家族の我が家だけではちょっと消費に困る時もあります。
ご近所さんへおすそ分けもしているのですが、それでも時期によっては持て余してしまうこともしばしば。
そんな時に我が家で作っているのが「きゅうりの福神漬け」。
米も酒もどちらにも相性が良く家庭でも人気の一品。
さらに調味料で煮詰めるので日持ちする事もありがたいです。
今回は市販のものとは一味違う、我が家の福神漬けレシピをご紹介します。
作り方
手順
- 材料はキュウリ。この他、大根やニンジン、ナス、生姜など菜園で採れる野菜はなんでもOK。
- 材料を薄く(細かく)カットしたら塩を振って揉み、しばらくしたら水気を取って絞る。
- 鍋にみりん、酒を各1。醤油、砂糖、酢、水を各2の割合で入れて煮立てたら、昆布の細切りと先ほどの野菜を入れてしばらく煮込んだら完成。
それでは早速、調理開始。簡単ですよ。
キュウリの品種によってはトゲトゲが刺さり痛いものもあるので、包丁の背で慣らします。
今年は「ときわ地這え」と「四葉(スーヨー)」という品種のキュウリを栽培しました。
どちらも在来品種です。
こちらは「四葉(スーヨー)」。
ゴツゴツしてトゲトゲしい。とってもワイルドな品種。
収穫適期を1日でも過ぎるとあっという間に巨大化してしまいご覧の通り。
今までは巨大化したキュウリはシャキシャキ感が無く家庭でも不人気だったので、そのまま畑の土に還ってもらっていましたが、今回の福神漬けレシピでは少し大きいくらいでも十分食材として使えるのが嬉しいポイント。
タネがうっすら見え始めたこの巨大四葉キュウリでも大丈夫。
美味しくなります。
キュウリは2〜3mmの幅でスライス。
塩を振って揉み混んでしばらく放置。余計な水分を出します。
その間に鍋に調味料を用意します。
- みりん…1
- 酒…1
- 醤油…2
- 砂糖…2
- 酢…2
- 水…2
上記調味料を鍋に適量用意。
食材の分量に合わせて調整してください。(今回は×大さじ3くらい)
火にかけて一煮立ち。
煮立てたら、昆布(1/2枚)の細切りを投入します。
丸めてハサミでチョキチョキ切ると楽チン。
ちなみに昆布はケチらずにたくさん使うと美味しいです。
先程塩もみしたキュウリ。
程よく水分も抜けたので水でさっと塩気を除いて鍋に投入。
せいっ。
中火でしっかりと煮からめていきます。
汁気がなくなることにはこんな色合いに。
ここまできたら完成。
冷めると味が浸みてGood。
美味しいおかずの出来上がり。
まとめ
採り遅れて巨大化した夏野菜。
家庭菜園をしているとよくある出来事ですよね。
いままでコンポストに捨てていたそんな野菜も福神漬けにすることで美味しく利用できるのは有難いです。おまけに保存も効くのですから。
今回はキュウリのみで調理しましたが、ナスや大根、カブや生姜など野菜ならなんでもアレンジが効くので是非お試しを。