秋植え品種の代表格、デジマとアンデスレッドが時期を迎えたので畑へ収穫にやってきました。
9月下旬に植え付けして2ヶ月ちょっと。
無肥料の黒マルチ栽培で育ったジャガイモには小ぶりながらもしっかりと小芋が付いていましたよ。
秋植え品種のおすすめ
秋植えの場合、植え時期は8月下旬〜9月。
収穫は11月下旬〜12月上旬の霜が降りる前に行います。
栽培期間は春植えと変わらないのですが、肝心なのが「休眠期間」。
休眠期間が短い品種を選ぶのが大切になります。
ジャガイモには休眠期間といものがあります。
収穫後のジャガイモは日光に当てると芽が生えてきますが、そのまま植えてもすぐには収穫できません。
新しく実をつけ始めないのです。
これが休眠期間というもの。
そして、この休眠期間というのが品種によっても違うのです。
ジャガイモの品種で有名な「男爵(だんしゃく)」。
男爵のは休眠期間が長い品種なのですが、春に植えて夏に収穫したのち、翌年の春まで休眠します。
一般的にはだいたいこんな感じ。
春植え〜夏に収穫という年1回のパターンになります。
しかし、中にはこの休眠期間が短い品種が存在し、これらは年に2回植え付けを行うことが可能になります。
それが、今回植え付けした「デジマ」や「アンデスレッド」という品種。
これらの品種の休眠期間は3ヶ月ほどと短いため、春に植え付け夏に収穫したジャガイモをその年の秋に植え付けて晩秋にまた収穫できるのです。
このほかには「ニシユタカ」や「インカのめざめ」があり、とくにインカのめざめは休眠期間が30日と極短。
秋植えではこれらの品種を選ぶことが重要になります。
秋植えのアンデスレッドを収穫

こちらはアンデスレッドの畝。
11月下旬、霜は降りていませんでしたが朝方は結構冷え込む日が続いたので葉っぱはすっかり枯れていました。

黒マルチを剥がしていると、冬眠準備をしていたカエルを発見。
マルチングの効果があるので暖かい場所だったのでしょうね。

マルチを剥がしてあらわになった畝。
赤いジャガイモがちらほらと姿を見せました。

小粒なジャガイモがたくさん付いていました。
秋植えのデジマを収穫

こちらはデジマの畝。

こちらも小粒なのがたくさん。
無肥料の畑なので大きなじゃがいもは望めないのですが、放任していて採れるのですからよしとしましょう。

二つの畝で大体同じ量のジャガイモが採れました。
今年は秋になっても暑い日が続いたため植え付けの時期が遅れてしまいした。
そのためか、ちょっと生育が悪かったみたいですね。
来年はもう少し早めに植え付けしてみようかと思います。
【注意】表層は霜で腐りやすい

収穫をしていると、ときどき腐っているイモを見かけました。
共通しているのは表層の土があまり被らない部分にあること。
そのためマルチだけが掛かっている状態で、外気温の影響を受けやすい環境だったようです。
マルチングしてしまえば寒さも大丈夫かと安心していましたが、やはり影響はあるみたいですね。
来年の秋植えはもう少し土をかぶせてあげることにします。
また、生育期間を長く取りたいので植え付け時期も少し早めに変更したいところです。
ただし近年の残暑は長いので、高温対策としてマルチの上に敷き藁をするなど、早秋には何らかの対覆うは必要と思われます。

