【釣り/館山】4月・トリックサビキがあれば安心!港の岸壁でファミリーフィッシング。

館山船形港でファミリーフィッシング。サッパやギマ、エイなど釣れます 釣り

週末に友人家族と館山の港へファミリーフィッシングへ出かけてきました。

最近釣りを始めた友人家族とは初めての同行。お互いに小学生と幼稚園児の子供がいるため、「車が釣り場の近くに止められて、空いている釣り場が良いね」ということで、今回向かったのは、釣り初心者や家族連れにもおすすめな館山の広めの港。

サッパギマなど簡単に釣れるお魚から、子供たちもびっくり大きなエイまで。
キャッキャ、キャッキャと週末の港釣りを楽しんできました。

館山船形港でファミリーフィッシング。サッパやギマ、エイなど釣れます

日程

2019年4月7日 大潮

釣り開始 05:00
釣り終了 11:00

【仕掛け】小物を釣って大物を狙う!

館山船形港でファミリーフィッシング。サッパやギマ、エイなど釣れます

見えるのに釣れない時は、トリックサビキ!

トリックサビキ_仕掛け_ファミリーフィッシイング

コマセを撒くと小魚がわーっと集まってくるのに、全く針にかからない。
そんな時に私が試す方法が2つあります。

まずは、サビキの針にオキアミを付けて食い気を誘います。
エサを付けておけば、サビキの対象魚以外にもメバルやハナダイなどの嬉しいお魚もかかる可能性があります。

しかしそれでもダメならば、仕掛けを針の小さなトリックサビキに変えてアミエビを針に絡ませて誘います。泳いでいる魚が小さそうならば針も小さいものを。私は「トリック7/3号」というものをいつも忍ばせています。


素手で付けられないこともないのですが、小さなアミエビを使用するトリックサビキのエサ付けには、「スピードエサ付け器」というエサ付け皿があると簡単で便利。しかも手返しが早い。

 

 

釣れたサッパを泳がせて、大物を狙う!

泳がせ仕掛け_ファミリーフィッシング

小魚が釣れたら、わらしべ長者の夢を乗せ泳がせます。
天秤に泳がせ用の針を付け、サッパを泳がせてさらなる大物を狙います。

オモリは15号くらい。自分の持っている竿で投げやすく、潮に流されない程度の重さのものを選びました。周りに釣り人がいない場合はオモリを付けずに泳がせても平気ですが、お隣さんがいる場合は、オモリで行動範囲を制限した方がトラブルがなくベター。

私の場合、天秤はリーズナブルな15cmくらいのキス釣り用(大サイズ)を使用することが多いです。

針・ハリスは、セイゴ14号。ハリスの太さが3〜4号程度なので、結構な大物がかかっても切れる心配がありません。針はサッパの鼻にプツリ。鼻掛けという付け方です。

さて、釣り開始です!

館山船形港でファミリーフィッシング。サッパやギマ、エイなど釣れます

釣り座は広々。車も近し。

友人家族からのお誘いでファミリーフィッシングに行ってきました。

お互いに小さな子供がいるので、安全で快適に楽しめる釣り場に行こうと選んだのが、館山の港。
通年を通して目立った釣果は聞きませんが、広くて比較的空いているため、子供達を連れて釣りをするにはちょうど良い港です。また、漁港入口には公衆トイレもあるので子供や女性にも優しい釣り場ですね。

今回は港中央の堤防で釣り座を構えることにしました。
港には数隻の大きな船が停泊していましたが、それでも釣り場は十分に広い。
南側には背の高い岩壁があるので、風の強い日にも風向きによっては快適に釣りをすることもできる、のんびり快適派な釣り場です。

さて、釣り場に到着したのは23:00。
子供達はシートを倒した後部座席で既に熟睡中です。

まずは竿を1本、オキアミをつけた仕掛けを飛ばして鈴をつけておきます。
そしてお父さんたちは、椅子とバーナーと焼酎を取り出し、肌寒い夜の港で1杯ひっかけてから寝ることにします。
酒の肴は、友人の義理の兄(インド人)のお土産「ムングダル」(緑豆をパーム油で揚げたポン菓子のようなマサラ風味のスナック)と「菜の花の鉄砲漬け」。
スパイシーさと塩っぱさでお酒が進みます。

1時間で寝ようと話していたのですが、気がつけば時計の針は2時を指そうという頃。
潮の音にまどろんでいたところに、リンリンと鈴の音が混じりました。

乾杯前に仕掛けた竿先が揺れているようです。
竿を立てるとずっしりと重い何かが引いています。
道糸は6号(ハリス4号)の仕掛けなのでグイグイ手繰り寄せてみたところ、プツン。
糸切れしてしまいました。
ちょっとしたイベントが中締めとなり、お父さんたちも車へ仮眠を取りに行くこととなりました。

朝一に大物がヒット!竿がしなるしなる。

朝5:00。
あたりがうっすらと明るくなり始めた頃にモゾモゾと車から這い出てみました。
娘も珍しく目を覚ましましたようです。
さあ、釣りの開始です。

まずは足元にサビキを垂らし小魚を狙います。本日のサビキはトリックサビキ。子供達にはこの仕掛けで頑張ってもらいます。
私はちょっと沖目にカゴ仕掛けを投げてみることにしました。

準備を終えたや否や、早速サビキの竿先がピクンッ、ピクピク。
1匹目はサッパでした。
今日は子供達が魚を観察できるようにブクブクを持ってきていたので、釣ったサッパはブクブクのバケツへ。
その後も数分おきにサッパが釣れたので、1匹すくい上げて別の竿で泳がせてみることにしました。

 

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しばらくすると、友人親子も起きてきました。
隣で釣りの準備を手伝っていたところ、またもやリンリンと鈴の音が。
サッパを泳がせていた竿のようです。
遠目に竿を眺めると、いい感じに竿先が沈んでいます。
そしてズルズルと海の方へ引き寄せられているではありませんか。

慌てて海に引き込まれる竿を回収し、竿先を立てると眠気も冷めるような強い引き!
昨夜は強引に引き寄せて糸切れしてしまっているので、今回はリールのドラグを緩めて糸のテンションを抑え気味に引き寄せます。

館山船形港でファミリーフィッシング。サッパやギマ、エイなど釣れます

隣で寝ぼけていた友人親子もタモ入れを手伝ってくれ無事回収成功。
釣れたのは、そこそこの大きさのエイ。これでもかなり引きました。

釣れても持って帰らないので、普段はあまり嬉しくない魚ですが、子供達は「大きな魚」が釣れたと大喜び。毒針に気をつけながら遠巻きにじっくりと観察しておりました。

エイは尻尾の付け根に毒針があるので子供連れの家族はご注意を。
尻尾の先端ではなく付け根に太い毒針が出ています。

 

 

可愛いギマちゃんは子供達のアイドルに…

トリックサビキにはサッパが時折かかりますが、やはり陽がではじめた朝マズメの時間帯の方が食いが良かったようです。
トリックサビキの針に小さなアミエビではなく、ちぎったオキアミを付けておいたところ今度は珍しいお魚がかかりました。

ギマです。

ギマは、フグ目モンガラカワハギ亜目ギマ科ギマ族の魚。
銀色の見た目と馬のような顔立ち、銀の馬→銀馬(ギマ)と呼ばれるようになってそうです。同じような見た目のウマズラハギという魚もいますが、このギマ、ただの馬面だけでなく、なんと立つのです。

館山船形港でファミリーフィッシング。サッパやギマ、エイなど釣れます

かわいい…。このままデスクに置きたいくらいです。

釣果

  • サッパ…10匹
  • ギマ…2匹
  • エイ…1匹

まとめ

だいぶ暖かい気候になり、家族を連れて釣りに出かけるには良い季節になってきました。
春先はまだ釣果が上がりませんが、GWにかけて小鯖の回遊が始まり、これから魚たちの活性も上がる季節。

小さな回遊魚なら子供でも簡単に数を釣ることができるので、楽しい体験となると思いますよ。晴れた休日には家族揃ってファミリーフィッシングなんていいかもしれませんね。

 

 

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